ナウゼリン周期性謳吐症

ナウゼリンは周期性謳吐症の強い味方

息子は幼児期、周期性謳吐症(俗にいう自家中毒)に悩まされました。

 

そのころによくお世話になったのがナウゼリンです。

 

2歳時に祖母が亡くなったのですが、通夜を終えた晩、急に吐き、声をかけても朦朧としてはっきり返事ができない状態になりました。

 

思えばあんなにたくさん人が集まるところへ行ったのははじめてで、過度なストレスだったのでしょうね。

 

この一件以来、疲れたり、体調が悪かったりすると同様の症状を繰り返すようになりました。

 

一番ひどいのが謳吐。

 

とにかく気持ちが悪いそうなのです。

 

周期性謳吐症であることがわかってからは、ナウゼリン座薬を頓用として処方され、常備するようになりました。

 

嘔吐を繰り返すと、ひどい時には脱水になり入院が必要になります。

 

実際、息子も数回入院しました。

 

周期性謳吐症がどういうものか分かり慣れてくると、息子の様子で前駆症状が見分けられるようになりました。

 

元気がない、だるそうだなと思っていると数時間後には嘔吐がはじまります。

 

気持ちの悪さをいかに早くおさえられるかが、その後の経過を大きく左右します。

 

前述した様子が見られ、息子が何となく気持ちが悪いと言ったらすぐにナウゼリン座薬を挿入。

 

効果が出てきたら一口ずつ、頻回に水分補給。

 

この対応で、入院が必要なほど悪化させることはなくなりました。

 

ナウゼリンはドライシロップも処方されていましたが、幼児のうちは座薬のほうが使いやすかったです。

 

内服の刺激で吐いてしまうことがありましたから。

 

小学生になってからは、本人にもそろそろ来そうだという感じが分かるようになり、場合によっては内服薬も使用しました。

 

座薬よりも内服薬のほうが、効果が表れるまでの時間が早いそうです。

 

現在は息子も小学校高学年になり、周期性謳吐症も自然に落ち着きました。

 

ナウゼリンは息子にとってはお守りみたいなもの。

 

気になる副作用もなく、とても助けられました。

 

 

このページの先頭へ戻る